ChatGPTも去年公開されてから使う人増えたよな〜、有料プランが公開されたり、新しい機能が追加されたり、結局今どんな状態になってるのかわかんないや…、とお困りではないでしょうか?
この記事ではそんなあなたのために、2023年9月時点のChatGPTの各プランの情報をまとめてみましたのでお伝えします!
✅ChatGPTに興味を持っている方
✅ChatGPTの最新情報を知っておきたい方
✅自身でChatGPTの利用を考えている方
2022年に登場したChatGPT、今や日本でも多くの方に使われるような状態になりました。
最初は無料版からスタートしましたが、その後有料版の提供も開始され、必要に応じて適切なプランを選ぶ人が増えてきたように思います。
そんな中、今回新しいプランである「ChatGPT Enterprise」が登場しました!
日々アップデートされるChatGPTについて、各プランの内容を正確に理解し、ご自身のビジネスに応じて、適したプランを使えるようになっていきましょう!!
それでは早速始めていきましょう!
ChatGPT Enterpriseとは?
最初に、ChatGPT Enterpriseについてみていきましょう。
結論からいうと、ChatGPT Enterpriseは「企業向けの、無制限でChatGPTを使うことができる有料プラン」になります。
ChatGPTは今まで無料プラン、有料プランと2つプランがありましたが、いずれも機能制限・利用制限がかかっており、本当に”自由に使える”という状態ではありませんでした。
そんな中、プライバシーやセキュリティなど、企業がChatGPTを利用する上で懸念する点を払拭した新しいプランが登場することになったわけです。
利用したい場合は、OpenAI社の公式サイトから問い合わせをする必要があり、まだ明らかになっていない点も多いですが、今世界中から注目されているトピックになります。
◾️ChatGPT Enterpriseとは
「企業向けの、無制限でChatGPTを使うことができる有料プラン」
ChatGPTのプランと料金
結論からいうと、ChatGPTには現在3つのプランがあります。
プランはそれぞれ、「Free(無料プラン)」、「Plus(有料プラン)」、「Enterprise(企業向け有料プラン)」となっています。
3つのプランの特徴と利用料金についてみていきましょう。
特徴
以下に各プランの特徴をまとめてみました。
Free (無料プラン) |
Plus (有料プラン) |
Enterprise (企業向け有料プラン) |
|
GPTモデル | GPT-3.5 | GPT-4 | GPT-4 (※無制限利用可能、 かつ高速通信) |
プラグイン利用 | 不可 | 可能 | 可能 |
ベータ版機能の利用 | 不可 | 可能 | 可能 |
基本的には、Free(無料版)が一つ前のGPT-3.5というモデルを使い、Plus(有料版)とEnterprise(企業向け有料プラン)が最新のGPT-4.0というモデルを使えることが大きな違いになるかと思います。
簡単にいうと、「有料版の方がスピーディーに処理できるChatGPTを使える」ようなイメージです。
また、ChatGPTにはプラグインといい、より便利にChatGPTを使えるように活用できるツールがあるんですが、こちらも有料版であれば使用可能となっています。
有料版(Plus、Enterprise)は性能や機能性に優れたChatGPTを使用可能
利用料金
各プランの利用料金は以下の通りです。
Free (無料プラン) |
Plus (有料プラン) |
Enterprise (企業向け有料プラン) |
|
利用料金 | 無料 | 20USドル | 要相談? |
基本的には、Free(無料プラン)は無料、有料プラン(Plus、Enterprise)は20USドル以上の有料料金にて利用することが可能です。
Plusだと20USドルなので、2023年9月4日時点のレートだと1ドル=146円なので、月額2,920円、約3,000円近くの費用が必要になります。
有料プランは今までPlusのみでしたが、今回Enterpriseが導入されたことで2種類に増えた形になります。
ここがポイントになります。
Enterpriseの料金は、2023年9月の段階では特段設定されておらず、OpenAI社の営業窓口に問い合わせた上で、「要相談」となっているようです。
各企業のChatGPTの利用状況
各企業のChatGPTの利用状況についても合わせて見ておきましょう。
Open AIの調査によると、2023年9月現在では、Fortune 500と言われる全米の上位500社のうち、約80%がChatGPTを利用していると報告しています。
Fortune 500とは、全米の企業の中で売上額が大きいトップ500の企業をまとめたものになります。
この500企業の売上額を合計すると、なんと世界のGDPの2/3に相当するとのことで、非常に大きい影響力を持つ企業が揃っています。
そうした企業の約80%以上がChatGPTを利用しているということで、今回導入されたEnterpriseプランが使われるかどうか、今後が非常に気になるところです!
最後に
ここまでChatGPT Enterpriseと、他プランの違いについて説明してきましたがいかがでしたでしょうか?
次々に新しいプランが発表されて混乱されていた方も、今回整理して理解することができたんじゃないかと思います。
ChatGPTはおそらく今後も、新しいプランや機能を追加・発表していくと思います。
今後日本でも企業での活用が予測される中、常に一歩先の情報を持ち、時代の変化についていけるよう意識していきましょう!!
ChatGPTの使い方や、ChatGPTで情報収集を10倍にする方法など他にも記事を書いてますので、よろしければ合わせて読み、理解を深めていただけると幸いです。
お忙しい中最後までお読みいただきありがとうございました!