ChatGPT使うとやっぱり便利だな〜、でも文章で応答してくれる以外に他にサービスないのかな…?とお探しではないでしょうか?
今回の記事では、そんな疑問を解消する「画像生成AIツール」をみなさんにご紹介します。
✅現在デザイナーとして働いている方
✅AI・ChatGPTに興味がある方
✅AIで画像やイラストを作りたい方
ご存知な方も多いChatGPTですが、こちらは打ち込んだ文章に対して、テキストで対応してくれるサービスの一つです。
みなさんはテキスト以外で対応してくれるAIサービスをご存知ですか?
実は、AIツールには、”文字を入力するだけ“で画像が作れる「画像生成AI」というものがあるんです!
初めて耳にする方も多いかもしれませんが、この画像生成AIが今かなり注目されていて、特にデザイナーに及ぼす影響も大きくなっているので、みなさんに紹介できればと思います!!
それでは早速始めていきましょう!
画像生成AIとは?
画像生成AIについて、みていきましょう。
結論からいうと、画像生成AIは、テキストやデータを入力することで「AIが自動的に画像を生成してくれる技術」になります。
ご存知な方も多いChatGPTは、「AIが自動的にテキストで会話形式で回答してくれる」ものでした。
例えば「犬が餌を食べている様子」とテキストで入力すると、AIが入力した内容に基づき、自動で犬が餌を食べている様子が分かる画像を作ってくれます。
今まで、創造性の高い仕事は奪われないとよく言われていましたが、先に創造性の高い領域からAIに仕事が奪われる世界がすぐそこまで来ています。
画像生成AIの影響
次に、画像生成AIの影響について、2点お伝えします。
結論からいうと、「著作権」と「モデルの代替」問題が大きく取り上げられています。
著作権問題
結論、画像生成AIが登場してから、多くの人が既存の著作物をもとに画像を作るようになりました。
中には原作とほぼ同じような画像が作られ、原作の価値が下がってしまうのではないか、とクリエイターから不安の声が上がっています。
モデルの代替問題
そして、既にモデル業も画像生成AIの影響が及び始めています。
具体的にいうと、画像生成AIの進化が凄く、プロ級の写真も作れるようになったため、もはやモデルを呼ぶ必要はもうないんじゃないかという声が上がっています。
ここで一つ例を見てみましょう。
@jinguji_ai_ 浮気されて30キロ痩せて見返し成功してるかな?#おすすめ #おすすめにのりたい #グラビア #水着 #港区女子 #ダイエット #垢抜け
こちらは以前TikTokでバズった動画ですが、みなさんご存知でしょうか?
実はこの女性、画像生成AIによって作られた、「神宮司藍」という架空のモデルなんです。
19歳で港区女子という設定でTikTokに登場し、数日で100万再生を突破したことから、AIで効果出るなら実物のモデルいらないよね、なんて声も増えてきている現状。
まさかAIで実物の人間みたいな画像は作れないだろ…と思っていた私ですが、AIの進化のスピードに驚かされた結果となりました。
代表的な画像生成AIツール
ここで代表的な画像生成AIツールを3つ紹介します。
今回は、「Midjourney」・「Stable Diffusion」・「Adobe Firefly」を紹介します。
【代表的な画像生成Aiツール】
- Midjourney
- Stable Diffusion
- Adobe Firefly
Midjourney
Midjourneyから見ていきましょう。
結論からいうと、Midjourneyはテキストから品質の高い画像を作ることができるAIツールです。
Midjourneyを使うには「Discord」というチャットアプリが必要で、このアプリ上で画像を作ることができるのが特徴となっています。
2023年9月時点だと、画像のクオリティはMidjourneyがダントツで一番高く、デザイナーやアーティストの中で非常に人気なツールとなっています。
ちなみに、こちらはMidjourneyで作成したライオンの画像になります。
Midjourneyに文章を入れるだけで、このような画像が数秒で出来上がります。
以前は無料版と有料版がありましたが、今は有料版のみとなっていて、利用料金は10USドルとなっています。
初心者が初見で使うには若干難しい印象があり、どちらかというと、画像生成AIを本格的に使うデザイナーにとって便利となるツールです。
Stable Diffusion
次にStable Diffusionを見ていきましょう。
Stable Diffusionも同じく画像生成AIツールの一つで、テキストから画像を作ることができます。
特徴としては、画像を作る際に使う管理画面が使いやすく、初心者から上級者まで使いやすい仕様になっています。
Stable Diffusionは一般公開されていて、使用料は特にかからず、無料で使える点もポイントです。
Adobe Firefly
最後にAdobe Fireflyについて見ていきましょう。
結論からいうと、Adobe Fireflyは文字通り、Adobe社が開発した画像生成AIです。
AdobeはPhotoshopやIllustorator、Premiere Proなど、数多くのサービスを提供しており、ご存知な方も多いかと思います。
Adobe製品を一つのパッケージにまとめたものとして、Adobe Creative Cloudというものがあるんですが、将来的に組み込まれる予定ということで非常に注目を集めています。
こちらがAdobe Fireflyで作成した画像になります。
また、Adobe Fireflyは著作権問題をクリアして使えるサービスとしても注目を集めています。
通常、画像を作るために入力したテキストはAIの学習データとして使われることが多いですが、Adobe Fireflyは著作権が許諾されたもの、著作権が切れたコンテンツのみを学習対象とするということで、安心して使える仕様になっています。
画像生成AIに関する情報発信
画像生成AIについて、情報発信している有名な方を3名紹介します。
どの方もツールの使い方や、実際に作成した画像を公開するなどしており、初心者でも理解しやすいのでおすすめです。
KEITOさん
KEITOさんは、AI×WEB YouTuber兼ディレクターということで、AIに軸足を置いて情報発信をされている方になります。
美容師からIT業界に飛び込み、ディレクターとして活躍されていた中、ChatGPTが公開された日に退社したなんていうすごいエピソードもお持ちです…!!
今回紹介した画像生成AIはもちろんですが、他にもChatGPTについても操作方法、活用事例など発信されていて、AI全般のトピックについて情報が欲しい方は必見となっています。
mikimikiwebschoolさん
mikimiki(扇田 美紀)さんは、主にWebデザイン(Canva)とAI、そしてSNSを含むWebマーケティングのトレンドについて情報発信されている方になります。
個人的には、昔Canvaの使い方をmikimikiさんの動画で学んでいてCanvaのイメージが強かったんですが、今はAI含むWebデザイン全般に枠を広げてご活躍されています。
ご自身でWebデザインスクールを運営されており、実績も豊富にお持ちな方なので、一つ一つ納得感持って視聴していただけるかと思います。
Mappy Photoさん
Mappy PhotoさんはWebデザイナーやフォトグラファーに必須な、Photoshopの使い方をメインに発信されている方になります。
特にAdobe製品で有名な、Photoshopについてチュートリアル含め、実際に操作しながら説明している動画が多く、初心者の方が参考にできる動画が多いです。
画像生成AIについては、Adobe Fireflyの動画を出されています。
最後に
ここまで画像生成AIについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
AIはChatGPTだけと思っていた方は、また少し世界が広がったんじゃないでしょうか!
AIがどんなジャンルで使われているのか、そしてどんなツールがよく使われているのかを知っていれば、このAIブームの世の中で柔軟に対応していくことができると思います!
またお時間ある時に是非見返してみてください!!
AIについては、他にもChatGPTの使い方など他にも記事を書いてますので、ぜひ併せてお読みいただければと思います!
お忙しい中最後までお読みいただきありがとうございました!!