インフルエンサーとのタイアップも本格的に検討し始めたけど、なんかインフルエンサーマーケティングについてイマイチ理解できてないんだよな…とお悩みではないでしょうか?
今回の記事では、そんなお悩みを解消する「インフルエンサーマーケティングの基礎知識」をみなさんにご紹介します。
✅インフルエンサー施策を検討している方
✅インフルエンサーマーケティングの全体像を理解したい方
✅納得感持ってインフルエンサー施策を実施したい方
インフルエンサーマーケティング、一口に言っても媒体も手法も違いますし、正確に理解されている方は少ないんじゃないでしょうか?
ただ実際はその全体像を掴むことで、より具体的にイメージが掴めてくることが多いです。
そこでインフルエンサーマーケティング業界での経験を持つ私が、初心者の方にも理解できるように内容を噛み砕いてみたので、今回皆さんにお伝えできればと思います。
この記事を最後まで読めば、インフルエンサーマーケティングの全体像が掴め、適切に判断ができるようになるはずです!!
それでは早速始めていきましょう!
インフルエンサーマーケティングの仕組み
まずインフルエンサーマーケティングの仕組みについてみていきましょう。
ここでは「ビジネスモデル」と「目的・実施効果」について見ていきます。
ビジネスモデル
結論、インフルエンサーマーケティングのビジネスモデルは3つの要素で成り立っています。
【インフルエンサーマーケティングの3要素】
- インフルエンサー
- ファン
- 企業
この3つの要素が上手く働くことでビジネスが成り立っています。
図で書くと以下のようなイメージです。
インフルエンサーの視点から見てみると、ファンに向けて「理想世界に行く方法」を発信し、企業からは「案件紹介」を受けるという構図になっています。
ファンの視点から見てみると、インフルエンサーから直接「理想世界に行く方法」を提供してもらい、企業からは間接的に「理想世界に行くために必要な商品・サービス」を提供してもらうという構図になっています。
企業の視点から見てみると、インフルエンサーには「理想世界に行く一つの手段」として商品・サービスの紹介を委託し、ファンには間接的に「理想世界に行くために必要な商品やサービスを提供しています。
こうして3つの要素が上手く関係して、インフルエンサーマーケティングは成り立っています。
目的と実施効果
次に目的と実施効果についてみていきましょう。
結論からいうと、インフルエンサーマーケティングにおける目的と実施効果は以下のようにまとめることができます。
【目的】
- 認知拡大(より多くの人に知ってもらう)
- 購入促進(お客様に商品やサービスの購入を促す)
- リピート促進(2回目以降の購入や利用を促す)
【実施効果】
- 見込み客(=ファン)に直接訴求することができる
- 信頼構築された状態でセールスをかけることができる
- 商品やサービスのブランドを確立することができる
もちろん全ての施策が上手くいくわけではないですが、目的を決めて目標達成に向けて具体的に取り組むことで、上記の実施効果を得られる可能性は高くなります。
市場規模について
拡大する市場規模
結論、インフルエンサーマーケティングの市場は年々拡大し、盛り上がりを見せています。
2022年11月に株式会社サイバー・バズが株式会社デジタルインファクトと共同で行った調査では、今後インフルエンサーマーケティング市場が拡大する見込みであることが発表されています。
今年2023年には741億円の市場規模が予想されていて、
2025年 : 1,021億円(1,000億円突破)
2027年 : 1,302億円(2023年比、約1.8倍)
上記のように高い成長と需要の増加が見込まれています。
また、大元となるソーシャルメディアマーケティング市場も今年2023年に1兆円の市場規模を突破し、日本全体の経済が停滞する中、勢いに乗っている市場になります。
各SNSでのインフルエンサーの活用方法
ここでは各媒体によって、インフルエンサーがどのような形で活用されているのかみていきたいと思います。
YouTube
結論からいうと、YouTubeでは以下のようにインフルエンサーが活用されていることが多いです。
【YouTubeでのインフルエンサー活用例】
✅YouTube動画 : 商品やサービスの紹介
✅YouTube LIVE : 先行販売、限定販売、企業担当者との対談
✅YouTube Shorts : 商品の紹介
YouTube動画の一例として、ファッション系YouTuberが実際に店舗内で商品紹介をする様子を見てみましょう。
動画 : 大山シュンさん
案件動画だとどうしてもファン(=視聴者)も身構えてしまうので、完全プライベートで商品を紹介しています。
普段の動画だと照明が明るすぎて服の質感や色味が分からないという人が多い中、こうした動画がきっかけで購入を検討する人も増えてきています。
結論からいうと、Instagramでは以下のようにインフルエンサーが活用されていることが多いです。
【Instagramでのインフルエンサー活用例】
✅Instagram Reel : 商品紹介、モデル試着
✅Instagram LIVE : 企業担当者との対談、モデル試着
Instagramの一例として、Reelでアパレル商品を紹介をする様子を見てみましょう。
↓3年前ぐらいから増えた身長別モデル試着動画↓
この投稿をInstagramで見る
動画 : @basement_online
↓1週間のコーデをまとめて見せる投稿↓
この投稿をInstagramで見る
動画 : @basement_online
アパレル系はInstagramとの相性が良く、インスタグラマーを活用することで、身長や着用シーン、曜日など、より「自分ごと」として見てもらえる効果があります。
インフルエンサーと企業を仲介する事務所&ASP
基本的にインフルエンサーと企業との間には、「インフルエンサー事務所」か「ASP」という仲介する機能を持つ会社が存在します。
YouTubeの場合は、YouTuber事務所が所属するYouTuberに関する手続きを、Instagramの場合は、ASPが所属するインスタグラマーに関する手続きを行うイメージです。
最後に
ここまでインフルエンサーマーケティングの基礎知識をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
市場の成長や将来性、なぜインフルエンサー施策を検討する企業が増えているかなど、全体像を掴んでいただくことができたかと思います。
この記事では他にも「売れる美容系インスタグラマー」や、「おすすめのASP」を紹介するなど情報発信してますので、今後もご覧いただけると幸いです!!
お忙しい中最後までお読みいただきありがとうございました!